白州の杜からブログ

本とコーヒーと犬との生活

2013年11月

   今朝は2時過ぎに目が覚めてしまった。読みかけの本を読むことにした。
山本孝史著『救えるいのちのために』(朝日新聞社 2008)である。国会で
ガンであることを告白し、亡くなるまで活動された民主党議員が書いたもの。
 
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 いまや二人に一人がガンにかかり、3人に一人が死ぬ時代といわれている。
このガンについていくつかの本を読んでいる。この本では、抗がん剤一つでも
患者が厚労省などと戦って勝ち取ってきたことが報告されている。
 
 例の患者が投与され始めたジェムザール(ゲムシタビン)という非小細胞
ガン治療薬も、「ガンとともに生きる会」の新山会長の活動があって、日本
では治験もされていなかったが、認定されている。その恩恵を今の患者の
みなさんが受けているわけだ。
 
  こうして、いまや抗がん剤は、週間朝日ムック『がんで困ったときに開く
本2013』によると、100種類に増えている。アメリカなどで実績がある
抗がん剤も、もっともっと日本で使われてほしいものもあるだろう。
 
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  以前、患者の家族が、退院を前に介護保険の申請に行き、保健師から
申請しても認定されないだろうといわれた話を書いた。すると、関西に住む
友人から「それはおかしい,認定されないはずがない。北杜市包括支援
センターに問い合わせろ」と電話番号まで家族は教えてもらった、という。
 
  家族は介護保険についてよくしらなかったので、これから調べてから出向
く積もりだとと話している。介護保険もパンク状態であることはわかる。だが、
生活保護申請のように窓口で押さえようという姿勢が、もしあったとしたら
それはおかしい。
 
  本を読み終えて、また少しうとうとしたら、次に目を覚ましたのが7時前
だった。あわてて散歩にでたが、ちょうど日の出の時間だった。随分と遅く
なっている。サンルームの温度は-3.5度。ドアを閉め切ってこれだから、
外はマイナス5度くらいだったかも知れない。寒いゾー。
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 晩ご飯は水炊きが続いていたので、昨日は久し振りにカレーライスにしよう
と思った。材料では、肉だけがなかった。冷凍してあるのだが、肉の判別や
解凍が面倒なのだ。エブリに行くと、消費期限28日までの半額の牛肉が
あった。
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  野菜の材料は、採れたばかりの秋ジャガ、冷蔵庫の野菜庫から2個の
玉葱と1本のニンジンを出した。3本のニンジンのうち1本は、端がシートに
包まれていたが、その部分が腐っていた。もちろん、この1本を先に使った。
野菜庫は、ニンジン2本ときゃッキー用のキャベツ半分しかない。随分、
すっきりした。
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   肉をいためてから、野菜を放り込んだ。隠し味?としてリンゴを半分
入れた。ニンジンが柔らかくなったところで、ルーを入れようとした。「甘口」
半分しかない。買い置きが倉庫にあると聞いて、探しに行くと「中辛」が。
これを半分使った。
 
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 食べてみて、「甘口」と「中辛」を半分使った所為か、あるいはリンゴを入れ
たためか、どうもいつもの私のカレー味ではないような気がした。原因が
判明したのは翌朝であった。
 
  カレーライスを作ると、当分カレーライスが朝昼晩続く。最後は、ドライ
カレーで始末するのが、定番。翌朝もカレー鍋を温めようとihにかけた。
少し水を入れてかき回すと、鍋の底が一部焦げていた。
 
  作っているとき、焦げ付きそうだというのはわかっていて、かき回したり、
火の勢いを弱めたりした。それでも、焦げたことに気がつかなかったとは。
料理オンチ、舌オンチもきわれりというところか。いや、ihに慣れないだけか。
 
 
 

   昨日わが家に戻ると、サンルームに、ごらんのような便利屋さんのチラシが
落ちていた。チラシは郵便物ではない。直接入れたもの。入れた人は、ポスト
が南の玄関前に置かれているのをご存知なかったのだろう。ということは・・、
 
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 そう、サンルームに作りかけたまま蓋をしていない新聞受けから投げこみ、
いや滑らせたものに違いない。何故、蓋の板が用意されているのに、作業を
続けなかったのか。蝶番のネジを回せるプラスドライバーがなかったからだ。
 
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 そのドライバーもJマートで購入済み。それでも作業は延び延びになって
いた。寒さも増している。サンルームにぽっかり穴が開いていては、暖かさが
台無しだ。もう、言い訳はできない。今日、取り付けることにした。
 
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 壁と同じ色を塗ろうと思ったが、同じ色は未使用の缶しかない。これを
使うともったいない。腐食防止用の色を塗った。今後、新しい缶をあけた
とき、再び塗ることにしよう。
 
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  これを今後ポスト替わりに使おうと思う。郵便やさんも、南庭を通ってくる
よりも、道路から近いここのほうがいいだろう。私も、郵便を確かめたり、取り
に行くため、サンルームを出て外に行かずに済む。直接話をしよう。
 
  いつもなら、昼前に郵便やさんが来る。待っているのだが、来ない。待って
いると来ないものだ。10月に打診された年賀はがきもこのところ会えない
ものだから、伝えていない。強制割り当てのこともある。いつも来る郵便や
さんのノルマを少しでも減らせてあげたい。
 
  この「ポスト・郵便受け」を作ったついでにデッキの掃除もした。コナラの
落ち葉でいっぱいだった。この広いデッキで食事をすることもないだろう。
息子達から贈られたテーブルと椅子も、サービスヤードに収納した。
 
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 いよいよ、冬がやってくる。塗装用刷毛を水につけておいたが、今朝、
使おうとした。凍っていた。そういえば、めだかがいるかもしれない南庭
鉢も、ビニールで囲っておく様にいわれていた。これも取りかかねばいけ
ない。冬支度は、まだまだあるぞ・・。
 

   例の患者は、漸く退院の運びとなった。家族の話である。先週22日金曜日の
午後、抗がん剤「ジェムザール」が投与された。最初の30分は「吐き気止め」、
次に抗がん剤に30分、最後は生理食塩水を15分のプロセス。幸い、心配
された副作用は、現在のところ起きていない。
 
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  このジェムザール(ヤクルトの製造 商品名は別)のリーフレットを読むと、
3週続けて投与し、1週休むというローテーションが書かれていた。ドクターの
話によると、先ず2週間で1回というペースで、この抗がん剤の効果を確かめ
ながら進めるという。
 
  次は、待望の退院日である。ただ、たんぱくを示すアルブリンが4,0以上
欲しいのに25日現在2,7。この数値が心配である。体力が戻っておらず、
免疫力が落ちている上に、抗がん剤の副作用も懸念される。自宅に戻った
途端、肺炎で病院へ逆戻りはゴメンだ。
 
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  病院の「支援相談室」で話を聞くと、「ドクターが退院していいというのなら
2,7でも心配ないでしょう」とのこと。帰宅の前に、静養のための転院、緩和
ケアを紹介してもらえるか、との問いには「患者次第。病院は紹介する」。
 
  患者の希望は、ドレンが抜けたあと1週間か10日この病院にいたい、
転院はいや、というものだったから、自宅に戻ることにした。家族は今週
金土日が都合が悪いので、来週火曜日12月4日を退院と決め、病院にも
連絡した。
 
 すると、昨夜、ドクターの話では、次の木曜日6日が2回目の抗がん剤
投与日、退院は翌金曜日にしたら、とのこと。家族は、今日、このことを患者
確認するらしい。
 
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 今後の課題は、自宅に戻ってからの生活となる。ある人が介護保険を受け
たらアドバイスしてくれた。早速、申請に出かけた。保健師さんの話に
よると、現在の患者の状況、配偶者の存在などを考えれば、支援も介護も
認定されない。民間の家事代行サービスを利用してほしい・・。それでNPO
法人の電話番号を教えてもらった。
 
 患者が自宅に戻ったら、食事ををどうするか。少ししか食べられないので
従来のように買うか、病院が勧めるであろうアルブリン増加のための食材を
調理するか、になるだろう。後者はなやましい。家族の一番苦手な分野。
 
 退院は念願ではあったが、自宅に戻れば戻るで、また新たな戦いの始まり
でもある。わがままあるいは甘えにどれだけ耐えるか、許すか、自分との戦い
でもある、とは家族の弁
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   自宅近くの第2水道ポンプ小屋の移設工事は、写真で見る限り無事進行
したように見える。ところが、こんな工事にも、来年4月からの消費税値上げ
8%の影響がでていることがわかった。施工者のNさんは、かけこみ住宅
建設に追われ、こちらの仕事に集中できないのだ。
 
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  昨日は、日曜日であるにかかわらず、息子さんと二人で朝8時半から
1時間だけ作業をされた。土曜日の午後3時で打ち切った一人作業で、一時
断水のあと、揚水パイプと供給パイプのバイパスを完成させたと思った。
 
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 この後、水を出してみるとエアのあと、強い圧力で水が流れた。揚水ポンプ
の威力も大きいと思ったら、まだバイパスはつないでおらず、従来の3トンの
水槽から送りだしているとのこと。
 
 昨日、日曜はその延長で揚水パイプ、供給パイプのバルブを設けただけで
あった。肝心の水槽1トン分(以前2トンと書いたが誤り)の移設とパイプ
つなぎは今週という。今度も一時的な断水があるので、施行日を知りたい。
 
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 施行するときは連絡するとのことであった。9月完成から大幅に遅れて
いる。雪が降る前に、完成するのだろうか。消費税増税はいろんなところに
影響してくるものだ。
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 ところで、先先週、基礎工事現場で残されていた缶コーヒーバッグ。翌日
知らない業者さん(ユンボの修理)がいた。他の日に作業される別の業者
さん用に残した可能性もあると思った。昨日聞いてみたら、ただ「忘れた
だけ」・・・。
 
  
 

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