北側松林の伐採が始まって1か月が経った。さすがに1週間では片付かなかったが、2人のプロは仕事師振りを発揮、三分の二は全くの更地になった。しかも、最初、沢側の木は伐らないと言っていたが、なんと沢を越えて、私の敷地の前にある大きな杉の木まで伐ってしまった。その結果・・
日向山の山麓まで見通せるようになってしまった。冬の強烈な諏訪颪が心配だが、実に爽快な気分も味わっている。上の写真左側にみえるヒノキは地主さんが違うので生き残ったが、これがなければわが家の部屋から頂上まで見える。中庭に出ればくっきりと山頂が拝めるのだ。
7000坪の地主さんは、さらに沢に面した右岸側にも土地があったらしい。ここも境界まで伐採してしまった。おかげで、わが家のお風呂場から、100m先の左岸にある別荘が木の陰から望めるようになった。葉が繁れば、まったくみえないだろうとは思うが・・。
<奥に見えるのは黒戸山ほか。甲斐駒は見えない>
一番影響があったお宅は左岸に位置する数軒の別荘だろう。東側の松林が忽然と無くなってしまった。道路から丸見えになった。もっとも残念がっているとは限らない。八ヶ岳が目前に姿を現していることだろう。別荘に来るたびに、リビングから連峰を、今なら冠雪したその姿をみることができるのだ。
先週末からは、沢の下流、残り三分の一の伐採も始まっている。沢部分の大杉が伐られれば、わが家からも八ヶ岳が見えるようになるかもしれない。右岸にある杉の大木まで伐採するだろうか。30年近く前には、
東側のデッキから座りながら八ヶ岳の雄姿を見ることができたのだ。できればそれが復活してほしい。
ところでわが家からすっきり日向山や道路がみえるということは、道路からわが家がすっきり見えるということである。特に夜は、灯りの点いたリビングと人の動きがわかることだろう。別にみられて悪いものはないが、なんとなく落ち着かない気はする。
ところで山梨市からプロが朝8時半にやってくるが、ジャッキーはその前から拡がった北側に向けて吠えるようになった。なぜだろう。伐採仕事がお休みである昨日の朝も吠えまくっていた。
ただし、昨日はサル2匹が左岸の伐り株に座ってひなたぼっこをしていた。これに反応したのだろうか。サルは私が近づくのがわかると、早めに沢にかかった倒木を伝って沢に逃げて行った。沢をみると、私が沢に掛けていた2本の丸太橋が無くなっていた。んっ。