高根体育館の中に初めて入った。2階に観覧席もあり、ジョギングコースも設けられている本格的な体育館だった。ここで昨日、第10回「10周年記念北杜市スポーツ少年団大会」が開かれた。テニスは指導者2人と団員5人が8時までに集まることになっていた。
私とOさん指導者二人は、8時10分前に入館し、「テニス」のプラカードの前で団員を待った。子どもたちはなかなかこない。全員揃ったのは、8時15分開始直前だった。北杜市には14種目40の団がある。隣の列の団は二人しか参加していないが、多いところは40人以上集まっている。なかなか壮観だ。
定刻通り始まったが、入場行進をするのは団員のみ。指導者や保護者は後ろか横で見ている。このセレモニーでスポ少の歌「若いぼくら」を斉唱するから練習するようにとCDが送られている。先週の合宿で覚えてもらおうと思ったが、PCで再生できず、歌詞カードをみなに配っておいた。みながら口パクするように伝えていた。全員、カードを忘れてきた。
セレモニーは30分以内で終わったが、渡辺光美さんという方の講演があった。講演というよりも、みなとゲームしながらのパフォーマンスが展開された。スポーツには、あいさつ、あくしゅ、ありがとうの三つの「あ」が大切と告げ、ある歌が流れる間に、知らない人と挨拶し、握手し、ありがとうと何人に言えるか、を競うゲームなどをした。
2階に「避難」していた私は、元教師という講演者の大きな声がマイクを通してガンガン館内に響き、何を話しているのかよく聞こえなかった。指導者や保護者のみなさんも一緒にと言われても、勘弁してよという感じ。耳が聞こえなくなるかと思った。
終わったのは、10時20分過ぎ。解散になってわが家に戻ったのは、11時前。疲れたので、早めに冷凍うどんふた玉を食べ、昼前から仮眠した。
午後2時からは、スポ少の練習がある。1時間ほど寝ることができたので、
体の疲れは少し取れた。
コートに行くと、この日は参加が極端に少なかった。小学2年生二人、5年生二人、中学生一人の5人。これに対してコーチ3人。当番保護者ひとり。息子の練習に付き合ったテニスのうまいお母さんひとりの大人5人がついた。2面で生徒は5人だから、思い切り練習出来たと思う。
このうち二人はこの一ヶ月急速にうまなくなった。自分が打つポイントを覚えたのだ。強いボールを正確に打てるようになった。すると練習が面白くて仕方がない。休みに入っていろいろ用事があっても、テニスを優先して参加している。するとさらに上手くなるという好循環が生まれている。反対にまだ満足にラケットを振れない5年生もいる。なんとかしたいと思っている。
東側デッキ下のアサガオの花が、今朝咲いていた。1ヶ月前に昨年の種を蒔いたが、これが伸びたのかどうかわからない。蒔く前にプランターに昨秋から溜まっている落ち葉を取った。元々地中に埋まっていた種が発芽してきた可能性もある。蒔いてから、双葉の芽が出るのが早すぎた感じがしたからだ。
この双葉がでてから、今年は成長するのが遅く感じた。デッキ下のここはよく伸びたほうだと思う。他はまだ双葉がヒョロリと長いままのアサガオもある。同一種の植物の成長も様々なら、人間の子どもの成長も様々かもしれない。長いスパンで見守っていこう。