一昨日の昼下がり、かけ続けていたフリーダイヤルの宛先は、NTT東日本。というのは23日頃、フレッツ光の契約書が届いたからだ。確かに9月30日の夜、代理店からの電話で現在にauから乗り換えることを約束した。工事日も23日と伝えられていた。現在auには9千円近い支払いをしている。それはNTTの回線を借りているからで、NTTならば5900円でOKと言われ、同意した。これは既にブログで紹介した。
NTTに乗り換えるには、昨年3月に契約したauは2年か3年の縛りがあり違約金の支払いがある。これもNTTは負担するということだが、違約金がどれくらいになるかわからない。電話でNTTと契約してから一週間以内にラザウォークにあるauショップに行き、直接聞いてみた。
ここでわかったのは、私の契約はauひかりはガラ系携帯(機種替え)を含み「ずっとギガ得プラン」で2年縛り、3年分割ということ。電話(携帯と固定電話)だけだと1200円の基本料金に保険料、通話料がついて約1500円の料金しかかかっていなかった。最低の料金プランだという。
「ずっとギガ得プラン」の違約金はこちらでわからない、KDDIお客様センターにお問い合わせくださいと電話番号を渡してくれた。KDDIに電話はしなかった。「ひかり」だけだと7000円近くなるが、それならばNTTの5900円と大きな差はなくなる。それよりも、NTT(代理店)が示した料金プランを確認したい点が数多くあった。
そこで代理店に電話した、このプラン料金の内訳は回線使用料?4400円、光電話基本料500円、プロバイダー料500円、工事費500円となっている。ひかりケーブルは既に配線済み。モデムを交換するだけなら私にもできるので詳しく聞くと、やはり専門家がチェックする必要があり15000円かかるが30か月分割料金だという。4400円の中身がよく聞いてもわからない。
違約金をどういう形で負担してくれるかの問題もある。ガラ系携帯本体6万円の半額はまだ分割で支払っている。これがまだ上乗せされるし、ギガ得で携帯が現在5分間無料となっているが、解約するとどうなるかわからない。auのモデムもこちらから包装して送り返さなければいけない面倒もある。あれやこれやで、3年経ったらNTT光に替えると伝えた。工事料金を無料にすると言ったが、取り消しを決めた。
そうそう、電話で契約して、すぐ契約書を送ってくれと代理店に伝えたが、むにゃむにや・・、23日の工事1週間前に届きますとのこと。いやすぐに送ってほしいと伝えたが曖昧な返事だったことも背景にあった。契約書には私のサインが必要で、条件を確認してから署名しようと思ったのだ。その契約書が工事日予定の23日に届いたのだ。
開封せずそのまま無視しようと思ったが、封筒裏に、「工事実施前までの申し込みの取り消しについて、無料にてお手続きいたします」とある。もし工事代理店が23日工事をしたことにすれば、月末の支払いが生じることになる。断っても工事日より後になるから有償での取り消しになる。そこで、念のためNTT東日本のフリーダイヤルに電話したのだ。
1時間ほど電話を切らずに待っていると、やっとつながった。確認してもらうと私は「取り消し」になっていた。契約書はタイムラグがあるので配送されてしまったという。私はこの契約書を処分してもよいか尋ねた。一瞬間があったが、よいですとのこと。9月30日の夜にかかってきたauひかりからNTT光フレッツへの切り替え問題は私の中ではここで終了となった。やれやれである。
私は念のため処分すると言った契約書の封筒を開けてみた。料金表は「ひかり電話A(エース)」が1500円とあるだけ。いろいろ書いてあるがわかりにくい。「にねん割」とは2年縛りと同じことか。私が同意して署名する欄も、送り返す返信用封筒もなかった。一方的な契約書でびっくりする。電話による勧誘と申し込みで、勘違いほかでしっかり理解しないまま正式な契約とされてしまう現状を知った。
本当はNTT光に乗り換えた方が安くなったかもしれない。私の疑い深く、ものぐさな態度でお得になるチャンスを失った可能性も。ただ、そういう問題ではないのだと思う。今、多くがのお年寄りがかんぽ保険のノルマを課せられた勧誘員に無理な契約を強いられた事例が表面化しているが、これに通じる問題でもあるように思う。
息子よ、電話でauからNTTに替えたよと告げたが、結局、元の木阿弥になった。意見を聞かせてくれ。